2016年4月28日木曜日

ドスパラのPC購入

 昨日、ドスパラで購入したデスクトップパソコンが届きました。

Monarch XT
CPUはCore i7-6700
GPUはNVIDIA GeForce GTX960 2GB
メモリ16GB

 です。
  あとは、静音にしたり、電源をちょっと良いのに変えたりして注文しました。

  ドスパラさんはサポートがイマイチというような評判をよく見かけますが、まあ、初期不良がなくて、その後も普通に使用していくのであれば良いものを売っている……のかなぁ、と事前に調べたときは思って購入に踏み切りました。そのサポートも別段悪くないと書いている人も結構いましたし。初期不良はちゃんと交換してもらえるらしい。

 ただ、実際に見てみると非常に大きい。サイズを読んで想像していたつもりだったのですが、実際目にすると全然違いました。机の下のスペースに置こうと思って場所を確保しておいたのですが、そこに置いちゃうと取り出せなくなりそうなため急遽変更。机の脇にしました。
 場所はよく考えて購入しないといけませんね。

  そして、今のところ非常に快適!
  ここずっとメーカー製のノートパソコンしか使っていなかったので当たり前ですが、それに比べると雲泥の差ですね。色々なものが滑るように動くし綺麗です。買ってよかった。今のところ満足。

  私は、ネットゲームは機会があればやりたいと思いつつ、ここ十年近くしておらず、色々なブラウザゲームを触るくらいだったのですが、それでもノートパソコンだと処理がきつかったですからね~。DMMの最近のゲームしかり、アプリッツの「ゴエティア」とか「かくりよ」も満足に動かなかった。
 当然、このパソコンなら何の問題もなく動きますね。というか、本来の速度がこんなに速いと思わなかった! 今までどれだけ遅れていたのか!

 ただ、ブラウザゲームならノートパソコンでも動いてほしい気もするのですが、それは欲を出し過ぎなんですかね。とりあえず、やりたくてもやれなかったブラウザゲーム「政剣マニフェスティア」や「ワンモア・フリーライフ・オンライン」に触ってみようかな。
  「黒い砂漠」は、もし余裕があれば……。

2016年4月26日火曜日

最果てのパラディン 第一章

 「最果てのパラディン」を読んでます。

http://ncode.syosetu.com/n5115cq/

 第一章が読み終わった段階でどう評価すべきか。
 うーん、まだ話が始まってないんですよね。一応20話~あたりから話が展開し、山場もあったけれど、序章の中の小さな山場という感じ。この第一章は第一章というよりも序章(の前半?)というべき話のような。とりあえずここまではつまらなくはない。あまり怖さや意外性はないため、やや子供向け小説ぽいかな? と感じるけれど、展開の遅さ以外に文句はない。
 「異世界転生」の扱い方も良いと思う。普通のファンタジーでも同じような話は作れただろうのに、敢えて異世界転生を絡ませて(少しだけですが)物語の深みを増すようにしている。ファンタジーに異世界転生をトッピングする際の混ぜ具合はこの程度がベストだと感じています。

 だけど、展開が遅いねぇ。否定する気は全くないけれど、ネット小説だから許される遅さなのかな、と思う。
 じっくり書いているといえばそうなのだけど、この速度でも読者がついてくるというのはネット小説ならではか。先月、ここまでの内容が文庫で刊行されたみたいだけど、本一冊でこれだけでは寂しい気がしてしまいます。一冊読んでまだ完全に序章なの? これだけ? と感じてしまいそう。

 ここまでは序章としては悪くない出来。だけど、この後が面白いかはまだ分かりません(が、ここまでを読む限り結構期待できると思っている)。でも、もし、本としての購入を考えるなら、ここまでの内容では不足でしょう。



 ネット小説を読むようになってから、一冊の本の価値ということをよく考える。上に記した私の考えは、「一冊の本として纏めるなら、たとえ続きものだとしても、その一冊の中である程度大きな山場と落ちがあってしかるべき」というような考えが基になっている。
 いや、でも、本来小説っていうのはそういうものじゃない。一冊の本として出すことを意識しなくちゃいけないなんてことはないはず。「小説家になろう」はそういう自分の偏見を見直す良い契機にもなっています。

萩尾望都SF原画展

 萩尾望都SF原画展に行ってきました。

 私は大抵の萩尾作品は読んでいるつもりでいたのですが、初期の作品は結構読んでいなかったことに気付かされました。初期のコメディタッチのものは多少読まなくても許されるとしても、萩尾SFは好きなので一通り抑えておきたいと思っていたのに、です。もっとちゃんと読まなくては。
 あと、今回原画を見て思ったのですが、結構、初期のタッチは竹宮惠子と似ているんですね。初期の萩尾と初期の竹宮はそう似てないけれど、初期の萩尾SFと中期の竹宮のSF・ファンタジー作品のタッチは結構似ている気がしました。萩尾先生は、「スター・レッド」あたりからキャラの輪郭(顎とかおでこあたり?)に特徴が現れるようになり、竹宮先生の描くキャラと見間違うことはなくなるのですが、初期の萩尾の絵は非常に完成されているものの、中期以降と比べると意外と個性が薄いのかな、と。

 閑話休題。
 今回扱ったSF作品だと、「バルバラ異界」をもっとたくさん扱って欲しかった。扱っていないわけじゃないけれど、ちょっと比重が少なめのような気が。「スター・レッド」「マージナル」「バルバラ異界」が萩尾SFの三本柱と思っているのですが、私はその中でも「バルバラ異界」の完成度に惹かれます。

 「スター・レッド」はなんというか、感覚的なSFだと思います。物語はしっかり作っているし完成度は高いものの、若書きらしい味がどこかに残っている。そこが面白いのだけど、SFとしては欠点とも映る。これが「銀の三角」の頃になると、この作品も萩尾の感覚が凄くでているのだけど、理性が強くなっているのが感じられる。
 「マージナル」は逆に、萩尾さんの理性的な部分が強く出過ぎてしまった作品かな、と。面白いけれど、萩尾さんの感性に惚れていた人からすればちょっと物足りないかもしれない。

 「バルバラ異界」は萩尾先生の長編SF作品の中で最も理性的に作られたものでしょう。転機は、やはり、直前まで連載していた「残酷な神が支配する」。理性的、といっていいかは分からないけど、感性で物語を作ってしまうことをせず、力技で物語を描き切った。その力強さがこの「バルバラ異界」でも発揮されていると思う。
 そのおかげで、この作品はSFらしいSFに仕上がった。結末が見えぬまま描きだしたということだし、全て理性的に物語を描いたわけではないだろうけれど、感覚的じゃない、SFファンも納得の一品に仕上がっているという意味ではこの作品が一番だという気がします。



 でも、この原画展を見ると、萩尾さんにとってはそういう位置づけではないのかな? 初期の、美麗流麗な萩尾さんの頭の中を写し取ったような作品群があってこそ近作の萩尾作品があるというのはもちろんだけど、私としては、「バルバラ異界」を萩尾SFの到達点として推したいのだけど。

 もちろん、原画展の開催を考えた場合、「昔、萩尾さんはどうやって描いていたんだろう?」という興味で来る人が多いだろうし、やはりというか、古い生原稿には人を引き付ける魅力がある。私も、初期作品の原稿をぽわ~っ、熱に浮かされたようにして眺めてしまった。でも、今の萩尾さんがどう描いているかだって知りたい。
 そして、これから何を描くのだろう? どんなSFを描いてくれるのか。それも見せて欲しかった。


2016年4月25日月曜日

4/25ランキング

前回から一週間経ったので「なろう」ランキングをコピペします。
ブログに書くようにすればフォローできるかと思ったけど、「最果てのパラディン」を読み始めたくらいの進歩しかないです。もっと読書量増やさねば!

日間ランキングBEST5
1位  召喚魔法を極めた村人だけど、召喚獣でハーレムを作ろうと思う。   作者:十津川ひかる   ジャンル:ファンタジー
2位  黒髪の狂戦士さん曰く   作者:小野塚鹿角   ジャンル:ファンタジー
3位  生産を嗜む私は今日もお店へポーションを売りに行く   作者:風斗   ジャンル:SF
4位  フロンティアダイアリー ~元貴族の異世界辺境生活日記   作者:鬼ノ城ミヤ   ジャンル:ファンタジー
5位  いやいや、チートとか勘弁してくださいね? ~転生魔王の俺が、召喚勇者たちをひたすら邪魔して邪魔する毎日~   作者:明智 治   ジャンル:ファンタジー

週間ランキングBEST5
1位  Levelmaker ーレベル上げしながら異世界生活ー   作者:Ss侍   ジャンル:ファンタジー
2位  チート能力で異世界無双~インターネットは異世界でも最強だった件~   作者:王水   ジャンル:ファンタジー
3位  乙女ゲーム六周目、オートモードが切れました。   作者:空谷 和奈   ジャンル:恋愛
4位  生産を嗜む私は今日もお店へポーションを売りに行く   作者:風斗   ジャンル:SF
5位  安定志向の山田さんによる異世界転生   作者:鯖の助   ジャンル:ファンタジー

月間ランキングBEST5
1位  寄生してレベル上げたんだが、育ちすぎたかもしれない   作者:二時間チャージ十秒キープ   ジャンル:ファンタジー
2位  町をつくる能力!?〜異世界につくろう日本都市〜   作者:ルンパルンパ   ジャンル:ファンタジー
3位  復讐完遂者の人生二周目異世界譚   作者:御鷹穂積   ジャンル:ファンタジー
4位  安定志向の山田さんによる異世界転生   作者:鯖の助   ジャンル:ファンタジー
5位  引きこもりだった男の異世界アサシン生活   作者:服部正蔵   ジャンル:ファンタジー

四半期ランキングBEST5
1位  とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について   作者:妖精壱号   ジャンル:ファンタジー
2位  再召喚された勇者は一般人として生きていく?   作者:かたなかじ   ジャンル:ファンタジー
3位  異世界人の手引き書   作者:たっくるん   ジャンル:ファンタジー
4位  私、能力は平均値でって言ったよね!   作者:FUNA   ジャンル:ファンタジー
5位  地上最強の村人ですが何か?   作者:白石 新   ジャンル:ファンタジー

年間ランキングBEST5
1位  蜘蛛ですが、なにか?   作者:馬場翁   ジャンル:ファンタジー
2位  人狼への転生、魔王の副官   作者:漂月   ジャンル:ファンタジー
3位  とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について   作者:妖精壱号   ジャンル:ファンタジー
4位  最果てのパラディン   作者:柳野かなた   ジャンル:ファンタジー
5位  10年ごしの引きニートを辞めて外出したら自宅ごと異世界に転移してた   作者:坂東太郎   ジャンル:ファンタジー

累計ランキングBEST5
1位  無職転生 - 異世界行ったら本気だす -   作者:理不尽な孫の手   ジャンル:ファンタジー
2位  謙虚、堅実をモットーに生きております!   作者:ひよこのケーキ   ジャンル:恋愛
3位  八男って、それはないでしょう!    作者:Y.A   ジャンル:ファンタジー
4位  異世界迷宮で奴隷ハーレムを   作者:蘇我捨恥   ジャンル:ファンタジー
5位  ありふれた職業で世界最強   作者:厨二好き/白米良   ジャンル:ファンタジー

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これを見ると、日間ランキングや週間ランキングは入れ替わり過ぎててフォローは無理ですね。一週間でまるっきり入れ替わるというのではちょっと。月間は三つ入れ替わっているものの、ギリギリフォロー可能な範囲でしょうか。

私は「週刊ボカラン」をずっと見ているのですが、(最近はともかく賑わっていた頃は)あれも二週連続でベスト5入りするような曲は稀でしたからね~。なかなかランキングを追うのはきついですね。流行りを追うとすれば、読むべきは「四半期ランキングに入った作品」ですかね。これはできるだけ読むようにしよう! 月間ランキングは課題、と。

「パタリロ!」96巻

 「パタリロ!」最新刊である96巻を購入、読みました。

今なら、

 「翔んで埼玉」が大ヒット中の魔夜峰央の新刊!

と書くのが普通なのかもしれないけれど、「パタリロ!」だけでなく他の魔夜峰央作品もほぼ全て読んでいる生粋の魔夜峰央ファンの自分として、はこの書き方は違和感がある。だって、大御所ですよ! 「パタリロ!」は連載誌を色々と移しながらですが、もうすぐ100巻に達しようという作品。誰でも知っていて欲しい、読んでいてほしい漫画だと思うのですが……実際は今回の「翔んで埼玉」のブームで魔夜峰央を知った人も多いんでしょうね。
 ただ、まあ、「翔んで埼玉」は連載途中で終わってしまった作品ですが、初期~中期の良い頃の魔夜峰央らしさが強く出ている作品だし、魔夜峰央の代表作とは思わないけれど、魔夜峰央を知る切っ掛けとしてはとても良い作品なので、今回のブームは凄く嬉しいです。これを機に「パタリロ!」がまた盛り上がったりしたら嬉しいなぁ。


 さて。
 こちらは魔夜峰央の本当の代表作であり、最長作品である「パタリロ!」ですが……。ここ十巻くらいは残念な出来になっていることは否めません。いや、初期しか認めないっていう人も結構いるようだし、好みは分かれると思うんですが、75巻あたりまでは私は十分面白く読んでいた。しかし、その後だんだんギャグがトーンダウンしていき、主要キャラの絵(特に、バンコランやマライヒ)がイマイチになり……。今作も手放しで褒めるわけにはいかないよう。つまらないとは言い切れないけれど、ギャグマンガというより教訓話みたいになっている回が増えてきたのも残念。

 同時期に連載していた「プリコロ」シリーズは結構面白かったんですけどね。ただ、「パタリロ!」でも同じネタをやるようになったのはちょっと。同じネタをするにしても、パタリロは本当の名探偵なのだから、プリコロとは差を出して欲しいなぁ。



 ところで、単行本の帯を見ると、「2016年5月より無料Webサイト「花LaLa online」へお引越し」とあります。


ここですかね。
 Twitterもしばらく更新していない作者に、インターネット特有の刺激があると良いなぁ。そしてまた、「パタリロ!」に活気が戻ることを祈っています。

2016年4月24日日曜日

アニメ「Re:ゼロ」第3話

 「Re:ゼロから始める異世界生活」アニメ第3話で原作第一章が終了しました。所謂 「チュートリアル」ですね。第二章以降は、同じ話の作りながら、無事に話を進めることが非常に困難になります。原作小説の中だと第一章は最も短く、22話分。ちゃんと調べていないけれど後半に比べると一話の分量自体も少ない気がします。

 さて、アニメはどこまでやれるのか。
 第一章自体もそこそこ面白いと思うけれど、この話が本当にアツくなるのは第三章。そこまではやって欲しいところ。だけど、第二章以降はクリア難易度が跳ねあがる。アニメで省略できるところがあるか……と言われるとたいしてない気がする。
 第二章49話、第三章84話を今までのアニメ一話で約7話進むペースで続けると、アニメ21話かかることになる。

 ということは、2クールやれば問題ないのか!

 というのは、まあ現実的じゃないですよね。今の段階で2クール目が決定しているとも思えないし。1クールで三章まで頑張るのは無理だろうから、二章までを1クールでのんびりやって、2クール目が決まったら三章を、ということになるんですかね。一章が長い話だと、どこで区切るかも難しい。でも、私が見たいのは第三章なので。どうにかそこまで続くことを願ってます。

2016年4月22日金曜日

フラテッロ

 サイクルオリンピックで「フラテッロ」という自転車を購入しました。
 ……所謂ママチャリです。

 最初はクロスバイクを検討していたのですが、メンテナンスが大変そうだということと、高々15km程度しか走ることはないだろう、ということで断念。
 なので対抗馬は一応クロスバイク?(ルッククロス?) というサイクルオリンピックオリジナルの「アルクロス2」。それと、この「フラテッロ」を比較しました。
 といっても、「フラテッロ」はサイクルオリンピックに大量に置いてある量産型シティサイクルにもかかわらず、検索しても情報が出てこないんですよね。外装六段で、そこそこちゃんとしたものに見えるのですが、結局どの程度の性能なのか分からなかった。まあ、所詮ママチャリなので多くを期待するわけではないですが。しかし買っている人はそこそこいるだろうと思うのに全然情報がないとは思わなかった。

 というわけで、購入の決め手は、「フラテッロ」がイタリア語だということでした。「兄弟」という意味らしいですね。少し前イタリアに行って楽しかったこともあり、なら買っても良いかな、と。まあ、動機なんてそんなもの。

 乗り心地は今のところ快調です。以前試に乗せてもらったクロスバイクのようなすーっと進む感じはないですが、快適な滑り出しかと。にサイクルオリンピックの店員さんの対応もとても良かったですし、とりあえず満足です。問題が起きないといいなぁ。

2016年4月21日木曜日

手直し

 今年は「なろう」で一個連載しようと思っているのだけれど、その前に、去年少しだけ連載していて途中で止まってしまった奴を完結へ持っていこうと思って手直しをしています。(一応、どの作品かは伏せておく)

 改めて読み直すと……意外と面白い!

 こうやって他人の小説のレビューをしている癖に、自分の小説に対してはどうしても甘くなってしまいます。普段小説を書くときって、「少なくとも、自分だけでも楽しめる小説を書こう!」と思って書いてます。だって、自分も楽しめないものが他人に面白いと思ってもらえるはずないと思うから。そのせいなのか、自分の小説を読み直すと、失敗したと思ったものでも意外と面白く読めてしまう。一年も経てば少し展開も忘れてきているし、客観的に冷静に読んでいるつもりなのに、どうもいまいち客観的になれていない気がする。

 小説を書いている人の中には、(恥ずかしくなるから?)一旦書いた小説は絶対読み直したくない、なんて言う人もいるけれど、そういう人は読み直しても面白く感じないのだろうか? 自分ってやっぱり一番自分の趣味に合うものを書けるから、気恥ずかしくもあるけど面白いものに仕上がっていることが多いと思うんだけどなぁ。

2016年4月19日火曜日

今期のアニメ

とりあえずRe:ゼロが上々の滑り出しだったので満足です。
最後までこのクオリティだと嬉しいな~。

・Re:ゼロから始める異世界生活 
第一話が50分なのも良かった。小説版は長すぎて若干リズム悪いけど、アニメだとそこも改善されている。
・坂本ですが 
とりあえず一話は面白かった。マンネリにならなければ期待できそう。
・迷家-マヨイガ- 
多少古くさいけれど二話までではサスペンスとしては及第点。
・あんハピ♪
日常系? なのかな。二話までとてもほのぼのしていて安心して見ていられます。
・境界のRINNE
普通に面白い。高橋留美子作品の中で一番好きかも。高橋留美子は似たものの再生産を続けているけど、昔より落ち着いてきて心安らかに見られるようになってきた気がする。
・くまみこ
とりあえず面白い。この水準のアニメは息抜きになるから切れない。
・三者三葉
日常系。キャラクターが立っているので楽しく視聴できそう。
・ふらいんぐうぃっち
魔女がいる日常を描いた作品。ほのぼのしているがこれ、という特徴はないので毎週視聴するのは迷う。時間があれば。

・宇宙パトロールルル子
面白い。
・秘密結社 鷹の爪 GT
一応見る予定。
・うさかめ 
「てーきゅう」の代わりにはならないかもしれないけど、短編としては及第点。
・ラグナストライクエンジェルズ 
特に面白くはないが30秒アニメとしてはよく纏まっているか。
・鬼斬
あまりにもマンネリに陥らなきゃ見る。

ここまでを見るとすると、20分アニメが六本。この量を見続けるのは結構きついですね~。Re:ゼロと境界のRINNEを中心に見て、他は飽きたら止めると思います。
以下は切りました。


・はいふり 
「艦これ」の方が面白く思えた。
・キズナイーパー
面白そうな題材だが掴みがイマイチのような。これから面白くなるのかもしれないけどそれまで待てませんすみません。
・ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? 
一挙放送をながら作業で見るアニメという印象。一話から無理してるし毎週見るのはキツい。
・ワガママハイスペック 
短編アニメにしてはスピード感が足りない。

2016年4月17日日曜日

「大きな物語」の必要性

「なろう」で超長編が好きになったということを、
ここ
に書いた。じゃあ、なんでそういった物語が必要だと私は思うのか、という戯言を書いてみます。

「大きな物語」という言葉は、1979年にリオタールが『ポストモダンの条件』という著書の中で書いた言葉らしい。それ以前に確固として存在していた文化的な価値の体系が機能を失っていった……というのを「大きな物語の喪失」と表現したらしい。(詳しいことは調べてください)

 十年か二十年くらい前(もしかしたら今も?)、宮台真司が頻りにそんなことを言っていたのを覚えている。大きな物語を喪失した我々に必要な生き方とは? と。物語がなくても「日常」があるのだから、その日常の生き方を考えなくてはいけない――多分、彼はそう思っていた(いる?)のだろう。

 しかし、私としては、「物語」は生きる上で絶対的に必要なのだと思う。幸せになるために必要なのだと思うから。

 宮台の主張はよく知らないけれど、物語に自分の生き方や幸せの根拠を求めないのだとすれば、自分自身をその唯一の根拠{1}としなくてはいけなくなってしまう。身近な他者であるとか、友人を根拠にすることはできない。なぜなら、身近な人間は「私にとって」身近なのだから。その責任を自分で取らなくてはいけないのだ。幸せになるための全ての責任を自分で負わなくてはいけない。この生き方を幸せと思える人がいるのだろうか? いるかもしれないけど、私には無理。

 だから、幸せになるためには絶対的な価値観が必要だと思う。例えば宗教。日本では宗教を真剣に信じている人はそれほど多くないかもしれないけれど、それを信じることではじめて幸せになる道が開ける。「自分が幸せであるという状態」を定義できるようになる。
 ただ、どうやら今の私たちにとって、キリスト教など古来の宗教は疑いなく信じられるものではないらしい。科学的な発見などと齟齬が生じてしまっている。だからその代わりとなるような物語を提示しなくてはいけない。そうしなくては幸せは訪れないし、そもそも定義すらできない。その物語は、自分が信じることができ、少なくとも自分や世界と矛盾せず、自分や世界の意味を定義できるようなもの――これが必要条件。それは「大きな物語」と呼んで良いものと思う。

 では、自分はどんな物語に属しているのだろう? もし、宗教など既存の「大きな物語」を信じることができないのなら、このように問うのは真っ当だと思う。その際、「なろう」にあるような超長編(の一部)が役に立つ。

 長さというのはそれだけで力がある。たとえ作者が意図していなかったとしても、自然と、その物語世界の意味や、主人公たちの存在意義を問うようなものになっていく(作品が多い)。逆に、それが「物語」の意義なのかな、と思う。
 私たちがいるこの世界と、小説の物語世界は同一ではないけれど、そうやって物語に慣れていくことで私たちの世界を客観的に捉えられるようになる。
「この世界はどんな物語なのだろう?」なんて一見馬鹿げた疑問が意味を持って見えてくる。

 こうやって考えていくことが、愚直に幸せを目指す唯一の道なのかな、と思っています。 {1}:自分自身の唯一性は疑わしいけど、ここでは触れません。

4/17ランキング

後々の参考のために、「なろう」の総合ランキングをコピペします。どれくらいフォローできるか分からないけど、毎日か毎週か(まだ未定)コピペする予定。できるだけ読むよ!
「ノクターン」「ムーンライド」「ミッドナイト」のランキングもフォローしたいけど、そんなに読めないと思うのでとりあえず「なろう」限定でいきます。

日間ランキングBEST5
1位  安定志向の山田さんによる異世界転生   作者:鯖の助   ジャンル:ファンタジー
2位  乙女ゲーム六周目、オートモードが切れました。   作者:空谷和奈   ジャンル:恋愛
3位  復讐完遂者の人生二周目異世界譚   作者:御鷹穂積   ジャンル:ファンタジー
4位  ステータス∞主人公の異世界生活   作者:縁ノ雷斗   ジャンル:ファンタジー
5位  30前には結婚したい!目指せ異世界充実生活!   作者:くにゃ   ジャンル:冒険

週間ランキングBEST5
1位  町をつくる能力!?〜異世界につくろう日本都市〜   作者:ルンパルンパ   ジャンル:ファンタジー
2位  復讐完遂者の人生二周目異世界譚   作者:御鷹穂積   ジャンル:ファンタジー
3位  陶都物語~赤き炎の中に~   作者:まふまふ   ジャンル:ファンタジー
4位  俺だけ使える第七属性 ~影使いの暗殺者~   作者:黒縁眼鏡   ジャンル:ファンタジー
5位  寄生してレベル上げたんだが、育ちすぎたかもしれない   作者:二時間チャージ十秒キープ   ジャンル:ファンタジー

月間ランキングBEST5
1位  自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う   作者:昼熊   ジャンル:ファンタジー
2位  寄生してレベル上げたんだが、育ちすぎたかもしれない   作者:二時間チャージ十秒キープ   ジャンル:ファンタジー
3位  その者。のちに・・・   作者:ナハァト   ジャンル:ファンタジー
4位  町をつくる能力!?〜異世界につくろう日本都市〜   作者:ルンパルンパ   ジャンル:ファンタジー
5位  勇者の出番ねぇからっ!! 〜異世界転生するけど俺は脇役だと言われました~   作者:草薙刃 / くさなぎ   ジャンル:冒険

四半期ランキングBEST5
1位  とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について   作者:妖精壱号   ジャンル:ファンタジー
2位  私、能力は平均値でって言ったよね!   作者:FUNA   ジャンル:ファンタジー
3位  再召喚された勇者は一般人として生きていく?   作者:かたなかじ   ジャンル:ファンタジー
4位  異世界人の手引き書   作者:たっくるん   ジャンル:ファンタジー
5位  地上最強の村人ですが何か?   作者:白石 新   ジャンル:ファンタジー

年間ランキングBEST5
1位  蜘蛛ですが、なにか?   作者:馬場翁   ジャンル:ファンタジー
2位  人狼への転生、魔王の副官   作者:漂月   ジャンル:ファンタジー
3位  とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について   作者:妖精壱号   ジャンル:ファンタジー
4位  最果てのパラディン   作者:柳野かなた   ジャンル:ファンタジー
5位  10年ごしの引きニートを辞めて外出したら自宅ごと異世界に転移してた   作者:坂東太郎   ジャンル:ファンタジー

累計ランキングBEST5
1位  無職転生 - 異世界行ったら本気だす -   作者:理不尽な孫の手   ジャンル:ファンタジー
2位  謙虚、堅実をモットーに生きております!   作者:ひよこのケーキ   ジャンル:恋愛
3位  八男って、それはないでしょう!    作者:Y.A   ジャンル:ファンタジー
4位  異世界迷宮で奴隷ハーレムを   作者:蘇我捨恥   ジャンル:ファンタジー
5位  ありふれた職業で世界最強   作者:厨二好き/白米良   ジャンル:ファンタジー

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累計ランキングはレビューブログで扱ったときと変わってませんね。
年間ランキングは、今年はじめにレビューしたときと比較すると、
私がそこそこ楽しみにしている作品が一位、二位に上がり、他の作品がランキング外へ出ていきました。「公爵令嬢の嗜み」は読んでいますがやや尻すぼみ感が、「傭兵団の料理番」は面白いものの一発ネタ感があります。他の作品は今度読むつもり。年間ランキングまではフォローしたいと思っています。

2016年4月16日土曜日

今期のアニメ

今期のアニメで評判いいのは結局どれなんでしょう?
小説は「なろう」の超長編を好んで読んでいますが、アニメは長い作品を見続けるのがしんどいので、つい短編ばっかり見てしまいます。
あと、テレビを見る習慣がないため、基本ニコニコで見ているため、ノイタミナなど一部のアニメは視聴できていません。

今期の短編(10分以下のアニメ)だと、
「宇宙パトロールルル子」は面白そう。
http://ch.nicovideo.jp/luluco
コメントを見るとよく「キルラキル」と比較されているけど、これくらいの長さの方が気楽に見れて良い。私は「キルラキル」は途中で飽きてしまった。

短編だと「秘密結社 鷹の爪 GT」「鬼斬」は一応視聴予定。ただ、「弱酸性ミリオンアーサー」より面白いのはなさそうな。あれが終わってしまうのが寂しい。

長編はまた今度書く!
「なろう」読者として「Re:ゼロ」はもちろん見るつもりだよ!

あまり期待しているものがなかったけど、一話を見た感じそこそこ面白いのが多そうに感じた。
楽しめそうな気がする!

2016年4月15日金曜日

はじめまして

はじめまして。

http://til.blog.shinobi.jp/

で「小説になろう」作品のレビューをしていましたが、どうしても更新頻度が低くなってしまうので、日々の読書とか諸々を書いていくブログが欲しいな、と。

そちらのブログにも書いていますが、
現在の「なろう」で特にオススメなのは、

「呪印の女剣士」
http://ncode.syosetu.com/n1105o/
「ウロボロス・レコード」
http://ncode.syosetu.com/n9016cm/

の二作です。
応援しています!


では、こちらもよろしくお願いします。